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高齢社会を元気に過ごすために


1.日本の高齢社会の推移 

 皆さんもご存知のように日本国は、世界各国から見ても驚異な程に高齢社会へ進ん

 でいます。 65歳以上の人口が総人口に占める割合が7%を超えた社会を高齢化

 社会といいます。 わが国は、1970年に高齢化社会を迎えました。そして、14%

 を超えた社会を「化」をとった高齢社会といいます。 1994年に高齢社会を迎えて

 しまいました。

 世界で1番最初に高齢社会になった国は、フランス。次にスウェーデン。

 同じ高齢社会でも状況が違います。フランスは高齢化社会から高齢社会になるまで

 の期間は115年。スウェーデンは85年の年月をかけて高齢社会と推移しました。

 わが国は、なんと24年という短い期間で高齢社会を迎えてしまい高齢社会に対する

 研究が浅く、手本となる他国がないのが現状です。

 第一次ベビーブーム世代が高齢期を迎える2015年の今年は、65歳以上が約3300万人

 に達し総人口に締める割合が26%となり国民の4人に1人を超えてしまいました。

 2040年は3人に1人。2030年以降の労働力(生産)人口は、約40%程度となり2人で1人

 の高齢者を経済的に支援していかなければならない時代となります。

 なんといっても膨大な医療費が必要な時代に突入していくのが実際です。





2.高齢社会の対策とひとりひとりの役目

 わが国は長寿国です。医療の発展と共に延命することもできています。

 しかし、長寿国といっても元気な高齢者が多くいるわけではなく、寝たきりの方や

 介護、看護を必要としている高齢者が多く、又、入院をしなくても通院が多いのも

 実際です。

 それらには病院やケア施設・人材・医療費が必要となります。病気がなく元気な

 高齢者が少ないのです。

 家族も疾病した高齢者のために精神的・肉体的・経済的に負担がかかっています。

 高齢と共に自分のことを自分自身でできなくなるのは仕方がないことですが、

 全ては、老年期に病気になってから医療費を各家庭や国が負担をしてしまうのでは

 遅いのです。

 人間として労働力があり、基本的な健康づくりを行なう時期に、病気になりにくい

 心身づくりをするための方策を国、地域が提供しなければならないのです。

 寝たきり老人をつくらない予防健康法を早めに促進して、予防医学のために私達の

 税金を投資していかなければならないのです。ひとりひとりが自力で健康づくりを

 しなければいけない時代です。健康保険制度の革新・地方自治体や地域が医療費の

 かからない町づくりの実施と地域が助け合うこと・高齢者の生産性をつくる社会シ

 ステム・学習の参加などを強化していくことが必要な時代です。

 それと何よりもひとりひとりが「健康な状態で長生きをしようという意識を高める

 こと」です。





3.スーパーおばあちゃま・おじいちゃまになるための秘訣
  
 ●若い時代から運動をして、続けていること。続けられる運動内容であること

  ※もちろん、高齢になってから開始した運動は絶対にやめないこと

 ●心身の症状が優れないときは、過信をせずに休むこと。又、診察を受けること

 ●好きな趣味をみつけることと実施すること

 ●地域や人とのコミュニケーションをとることを進んで行なうこと

 ●経済効果のある仕事を続けること(男女共に働く精神と財力をもつこと)

 ●学習能力を絶やさないこと(学ぶ意識を常にもつこと)

 ●好奇心を常に持つこと

 ●自分でできることはどんどんと自分で行なうこと(依存する心を持たない自立心)

 ●日常的に行なう運動は、「歩く」こと。空気のおいしい所で深呼吸をする

 ●住んでいる家の中は生活しやすい工夫をしておくこと

 ●掃除をし、空気を入れ替えたりする(家の換気)

 ●新聞を読む・本を声を出して読むなど読むことを日常化しておくこと

 ●身なりを整え、おしゃれをすること

 ●謙虚さ、素直さを持ち続け、感謝の心を忘れない



 高齢になってからではなく、若い時代から身につけていくことです。

 継続することがスーパーです。

 スーパーな健康者に…

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