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春の季節の留意点


2012年~2013年の1月迄の冬は、寒波到来でとても寒かったですね。

2月4日は立春。暦上は春の季節です。


冬の陰の季節から春の陽の季節に移り変わる時と夏の陽の季節から秋の陰の季節に
移り変わる時は、生態系の生き物にとって、心身に大変、負担がかかる期間です。

冬の時期に気温が18度だったら、とても暑くて汗が出ますよね。
夏の時期に同じ気温だとしたら、寒くて皮膚が縮みます。
人の身体は冬~春に向けて、その気温や湿度に対応できるように変化していきます。


春に向かう時期に骨盤が緩み、収縮していた筋群が緩み、皮膚呼吸をして
体内の熱量と水分の調整をして、暖かさを受けいれる準備をします。

ですから、春の時期と秋の時期に入る心身は、気温の変化に合わせながら、皮膚、
内臓、体表などの体温調節や呼吸器系の調整をはかり、脈拍、血圧なども含めて
心身のエネルギーをコントロールしています。

よって、春本番までの時期は、疲れやすく、内臓の機能が低下しやすい季節です。

十分に、大気(温度、空気、湿度)に合わせて、身につける洋服や室温に注意をし、
栄養のバランスを調えて頂きたいと思います。


春の季節は、陰陽五行論でいうと、「木」の位置に所属し、臓腑は、肝経と胆経が、
強く関係しています。

春は、生態系にとって命の始まりの季節であり、成長の季節です。

冬の期間に、貯えられた養分やエネルギーを発散しながら種をつけ、芽を出し、
伸び伸びと成長をしていく期間です。

人も同じく、収縮していた身体を伸びやかに動かし、活動開始をしていく時です。

この時期から夏にかけて、子どもは、どんどんと成長をし、気持ちもやる気満々に
なる季節です。


冬の期間に心身を休ませて、余分なエネルギーを使わずに、エネルギーを大切にして
養生していた方は、春の季節も体調が良く、肝に血(血液)が貯蔵され、気血の流れも
良好です。


鼻や口など肺へ吸収された「天空の気」と、口から入った食物の「水穀の気」は、
脾で気化され、運化して水液を下へ降ろしていくものですが、肺の機能が悪いと
肝へ悪い影響を与えてしまうのです。


呼吸困難、咳がでる、胸脇の痛み、偏頭痛などの症状がある方は、肺が病んだ状態
であり、肝を不調にさせてしまいますので、呼吸器の働きを良好にし、肺を調えて
いく必要があります。


又、肝でつくられた胆汁は胆にためられた後に流され、脾胃の消化吸収作用を助けて
います。


2月は、まだ冬の影響が残ります。
腎・膀胱に関わる症状がまだ表れますので、引き続き気をつけていきましょう。
プラスして、肺・大腸と肝・胆を調えながら過ごしていきましょう。


3月に入ると、ようやく心身も伸びを感じながら春本番とエンジンがかかります。
肝・胆・肺・大腸・心・小腸を調えていきましょう。


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