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塩の大切さについて


「塩は私達の命の源です。しっかりと摂りましょう」と話をすると、
「とりすぎると高血圧の原因になるのでは?」という返事をよく聞きます。
 特に体内に不純物が入った時は、塩で浄化させる必要があるのです。


 今回は命の源についてのお話をさせていただきます。

まず、塩のとれる元。海は「人」「母」なるシ「水」と書きます。これに象徴されるように
海は地球の生命の故郷、そして海は水と塩で出来ています。
水が生命にとって欠かせないものであるという事は誰もがご在知事ですね。


なんといっても赤ちゃんの70%近い水分量は、加齢とともに減り、体力・年齢は水分量で決まるとも
言われるくらいですから、水と同じ塩もまた私達の生命に不可欠なものなのです。
私達は塩を摂る事により、細胞達が生活をする内部環境を保っているのです。


「塩」という字は「人」にすると「血」になる「土」と書きます。
本来の塩は、水に溶かすと血液や「土」の中に入っているミネラル組成を再現できるもので、
食する事により、消化管を通じて生理的塩類溶液(リンゲル液)を点滴しているようなものだったのです。


溶かして点滴にも使えるような塩こそ、身体に良い理想的な塩なのです。
一般に塩と言われているものには「塩化ナトリウム」NaClと思われているのですが、
これは大いなる誤りなのです。

「塩」と「塩化ナトリウム」は全て似て非なるものだったのです。
確かに塩の主成分は塩化ナトリウムですが、あくまでも主成分であり、その物ではないのです。
米の主成分はでんぷんですが「米とは澱粉である」というのは間違っていますよね!


私たちの生命は海から発祥したといわれています。
海から発生した単細胞から多細胞へ哺乳類の胎児は羊水の中で、その進化をしていると
言われておりますが、羊水もまた、古代海水と同じ成分と言われています。
地球上の生命の歴史から見ても「塩」は大切なものであり、「健康の為に減塩を」という言葉を
促えなおす必要があると思われます。


「塩を摂ると高血圧になる」という言葉を正確にいうと、「高純度塩(塩化ナトリウム)を偏って
摂りすぎると、高血圧症になる可能性がある」という事なのです。
つまりナトリウムのアンバランスな過剰摂取がいけないのです。


「塩」にはナトリウムも沢山入ってますが、自然海塩にはナトリウムだけでなく、
カルシウム・マグネシウムといった「土」の部分、ミネラルが沢山含まれており、
優良な自然海塩は血液やリンゲル液のミネラルバランスに近いのです。

このような塩であればナトリウムの量は同じでも、その作用は大きく異なり、高血圧の原因にはなりません。
ナトリウムは塩だけでなく、化学調味料(グルタミン酸ナトリウム・イノシン酸ナトリウム等)をはじめとした
多くの食品添加物に含まれています。

肉・魚などの動物性食品にも多く含まれていて、逆に植物性食品にはナトリウムと対になって働き、
一緒に排泄されるカリウムが多く含まれています。

よくリンゴを沢山食べると、高血圧になる人が少ないと言われるのは、リンゴに含まれるカリウムが、
余分なナトリウムを体内から追い出してくれる為なのです。

間違えてはいけないのは、ナトリウムは人体に害のあるものではなく、最も大切で安全なミネラルだと
いうことです。大切なのは他のミネラルとのバランスで、特にナトリウム・カリウム・マグネシウムの
バランスが重要です。

塩の害をいうのであれば、塩化ナトリウムの単独過剰摂取が問題で、ナトリウムが高血圧に関わっているとしても、短絡的に減塩するのではなく、塩の品質と食生活全体を考える事が大切なのです。


天然の塩には、沢山のミネラルが含まれていて、体内に入った毒を浄化する作用があるのです。
そして身体を温めるという作用もあります。甘いもの、白い食物は、身体を冷やす作用があります。

例えば、大根は白く身体を冷やしますが、
塩を加えることにより、黄色(身体を温める作用)の「たくわん」に変身します。
又、塩は昔より”お浄め”に使用されます。邪気は陰であり、冷ですが、それに対抗する為に極陽の物を
使用しないといけないのですね。
地球上の極陽は「塩」であり、陰の気をやっつけてくれる!と言われているのです。

「いっぱいの味噌汁は毒消し」という言葉もあるように、古代より塩は私達の身体を守ってくれていた物なのです。


大空が汚れ、体内に毒素が入りやすい昨今、天然の塩をとり、塩により作られた梅干し・お味噌汁を
沢山摂り、命を守っていきましょう。


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