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発育障害の原因は


今年は関東は5月末に梅雨入り。驚くほど早い梅雨入りです。

そして5月末の台風が猛威をふるいました。

暦上は6月11日が入梅ですが、

地球を取り巻く大気が変動しているのは事実ですね。





6月22日は、夏至の日。

日本も位置する北半球が、最も日中の時間が多い日です。

梅雨によってジメジメとした蒸し暑い日々が続きます。



この期間は、

体温と発汗を調整することが難しく、電気機器に身をゆだねてしまいがちです。





文明進化により、

冷暖房機・除湿機・空気清浄機・扇風機・冷蔵庫が家庭に備わって来ました。



それらの機器のおかげで助かる事も多くありますが、

実は人の生命体の細胞を破壊し、免疫力が低下する身体を作ってしまっています。

身体がどんどんと弱く色んな環境や自然に対する負荷に対応する能力がない身体が

作られています。





地球上に誕生したばかりの赤ちゃんの細胞数は3兆個。

20歳の成人になる時に正常であれば、60兆個と増えるミクロの細胞。



人は地球上で生きるために1歳ずつ年齢を重ねて、

身体の細胞が環境に合わせて機能力・知恵をつけていく生き物です。



生まれてからハイハイをするまでの乳児期間はミルクを栄養素として、体温を調整

する力を養い、要らないもの外に出そうとする力を備えてきます。

幼児期に離乳食から徐々に地球上の食物を口にして、外気に触れ、自然や生きてい

る環境に対応し、人に慣れて人の愛や心に触れて、聴覚・味覚・触覚・臭覚・視覚

が発達していきます。



生まれた地域や生活環境によって、

発汗性・皮膚呼吸の方法・温度調整・適応能力などが変化して必要な要素を作り上

げていきます。



母親・父親の遺伝子と、家族、周囲の生活環境は、

生命体として命が誕生したときから成長期まで、とても大きい存在であり、大変な

影響を与えます。



少子時代の現代ですが、子供がとても多かった時代より現代の方が、子供の脳と

身体の発育障害が2倍以上も増えているそうです。

自閉症・ADHD・知的障害・言語障害・運動障害など、病名もとにかく今までに

聞いた事がない病名が沢山あります。



人が生まれもった生命因子を内的因子と言います。生きていく環境の中で作られて

いく因子を外的因子と言います。誕生後は、発育の中で使われない細胞は成長して

いきません。



発育障害の原因は、


 1.身体の保護をし過ぎている
  (行き過ぎている除菌と電化製品で体温調整をしていること)

 2.子供の成長に対する自然な保育をしていないこと
  (外遊びや運動をしていないこと・危ないということを危ない体験をさせて
   理解させることなど保育が必要)

 3.食事が簡素化
  (冷凍物・出来合いの食事・脂質の多い食事など栄養素のない食品を摂取して
   いること)

 4.24時間体内時計を維持していないこと(太陽が昇る時間に起きず、夜遅い生活)

 5.ゲーム機器、携帯、PCによる1人遊びの感覚が成立して、人とのコミュニ
   ケーションを阻害している

 6.親、家族の愛情が薄く、又、核生活(多くの人との交流がない)

 7.手をつなぐ、ハグしてもらうなどの身体の触れ合いが少ないこと

 8.家族などとの会話がなく、会話をするということに慣れていない

 9.しつけやルールがない世代に保育されている時代

 10.人として心を持っていることを育成するための教育がない


 今回は、この10の項目をあげておきたいと思います。



 今、発達障害を軽減するために必要なことは、

 環境に適応する力と心を養っていくことが何より大切なことと思います。


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