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冬は朝がつらい


暑い夏が過ぎて、長夏という土用が過ぎて秋分を迎えます。


秋分の日より日照時間が短くなり夜の時間が長くなり始めます。


夏の暑い時期は、体表温度が熱く呼吸のリズム(脈拍)も打つのが早く、体内の熱と体表の熱を外へ出そうと身体は外へと発散作用が働きます。


秋・冬の季節になると、涼しい・寒いと感じるので毛穴が締まり、保温をするために熱を体内に閉じ込めようと求心作用が働きます。


熱を出したり、下げたりするにはとてもエネルギーが必要となります。
体内の水分(津液)や血液が、食べる食物から栄養素(精微)と共に、必要な熱源を作り出します。


春夏の季節を東洋医学では、陽の季節といい、秋冬の季節を陰の季節といいます。


陽→陰へ・陰→陽へと季節が変化する時の狭間が、生物、動物という生き物にとって、とてもエネルギーを必要とする時で、人間も体力を消耗し、体調をこわしやすい時期です。


人間は、身体的体力と精神的体力で体力を構成しています。更に、それぞれに行動体力と防衛体力を備えて、心身の体力を作っています。その中の身体的体力の防衛体力には三要素があります。


温度調整力・適応力・免疫力です。この体力が強い人はとても元気ですが、そうでもない方にとっては、疲れやすく、病気になりやすいのです。


元気な方も、秋~冬になると夏の季節の疲れ、温度調整をするエネルギーを消耗し夏時間から冬時間へと体内時計を調整しようと疲労し、特に朝の起きるのがつらいのです。


日の出が遅くなり、太陽の陽射しで温度が上がる夏と違い、秋冬は太陽の陽射しがない分、自分自身の温度を上げるには、自家発電を夏より必要とします。せっかく温まっていた布団の中から重く沈む身体を起こすのはつらいのです。秋は肺の機能が低下しやすい時で呼吸器系と関係しています。


呼吸のリズムが調っていて早めに就寝している方は、陰の季節への切り替えが上手ですが、夏時間を引きずっている生活をしている方は、呼吸器系の調子が悪く寝付きが悪くなります。


冬は、臓器の腎と膀胱と関係しているので、水分の浄化作用、排出作用が不調だと更に朝がつらくなります。


疲労感を感じるのが冬です。冬時間に合わせて調えて下さい。


暖かく冷やさないように、体内リズムを大切に、身体を温める食事をして、早めに就寝していきましょう。


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