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春の季節、経絡を調整していきましょう


季節を陰陽の二つに区分すると、春と夏は「陽」、秋と冬は「陰」です。


冬の陰の季節から春の陽の季節へと移行するので、
この時期は心身も切り替えの時でとてもエネルギー・心身全体の気の力を消耗します。


病に伏せている方には、とてもつらい季節です。


腎の気力が低迷している方は、
腎に関係している「命門の火」が弱くなるので、重病になったりします。


健康な方でも、老化現象を生じやすい冬を過ごして、臓腑の機能の低下、筋力の低下を感じ、視力が低下、耳の聞こえが弱くなっていたり、骨粗鬆的な骨がもろくなっていたり、胃の働きが弱くなっていたり、疲れやすいく、だるさを感じる時期です。


春は、2月18日が雨水、3月5日が啓蟄、3月17日は彼岸入り、4月5日が>清明、4月17日は夏前の土用となります。雨水~啓蟄の期間に、雪が解けて、水になり流れていくことを雨水と言います。


この時期は春一番が吹き鶯が鳴き、農耕の準備にかかるという活動の時期に入りますよ、という合図。


啓蟄は、土の中から虫が出てくる時期で、冬眠していた熊も食料を求めに動き始める時ですから注意しましょう。春の季節の山菜摂りに行くと熊に出くわしたと聞きますね。山に入る方は注意!


彼岸入りの時に、ボタもち、おはぎをお供養の時に用いられます。春の彼岸の時に咲く花は牡丹。秋の彼岸に咲く花は萩というように、その季節の木々花の名前をとったと言われています。彼岸入りと明けは、祖先に感謝して祈りをささげていくことを言います。それが墓参りとなったり、お経読みという行事になっています。


清明は、二十四節気の1つ。太陽黄経が15度の時で、万物がすがすがしく明るく美しいころ。暦便覧には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されている。さまざまな花が咲き乱れ、お花見シーズンになる。中国で清明節は祖先の墓を参り、草むしりをして墓を掃除する日としています。春の季節を感じて、清清(すがすが)しい気持ちを持って、自分の足を使い、探索に出かけるシーズンです。



●春の季節に関係している臓腑は、なぜ「肝経」と「胆経」なのでしょう。

春の季節に関係しているキーワードや症状が、昇る、発する、酸味、視力、筋、 血、爪、怒りというようなキーワード。臓腑で言うとまさにそれは、肝臓。血 が昇る、声を発する。興奮状態やイライラするような症状。貧血、気血の流れ が悪い、肝機能の不調があると爪に症状が現れます。肝経が陰で胆経が陽なので。胆経が流れている足の側面が良く攣ったりったりするのも肝のしわざ。という事で、春の季節は、肝経、胆経の経絡と関係しています。

☆腎経と膀胱経の冬の影響を受け、肝経と胆経(春を迎える)が特に活動する⇒肝経と胆経の状況は、脾経・胃経に大きな影響を与える。そして、夏を迎えていく準備として、心経と小腸経へ影響を来たす。



▼肝経が不調の場合の心身の状況

めまい、胸脇の張りや痛み、四肢のしびれ、筋肉の引き攣りや痙攣、月経不順、貧血、運動障害、嘔吐、目の疾患(乾燥、充血、かすみ、斜視)、下痢、下腹痛、爪が割れやすい、爪色などの変化など

精神的⇒イライラする、怒りっぽい、憂うつになる、ため息、肝の強い声を出し、興奮気味など


▼胆経が不調の場合の心身の状況

口が苦い、不眠症、頭痛、胸脇の張りや痛み
精神的⇒驚きやすい、くよくよしてしまう、無気力、決断力が鈍るなど。



春の季節、「肝臓」「胆のう」を含む、経絡を調整していきましょう。


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