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元気の源のふくらはぎ 健美操健康知恵袋
冬を迎え、身体に冷えが入る季節になってきました。
手足の先が冷える方にとっては、つらい時期になりましたね。
暖房器具で体を暖めるのではなく、身体の芯から温まる血液の流れを良くしていく方法を
今回はお話致します。
血流の流れを良くしていく為に忘れてはいけないのが、「第二の心臓」と言われている‘ふくらはぎ’なのです。
ふくらはぎのカタチは、心臓のハートを逆さにしたように筋肉がついているのをご存知ですか?
心臓は動脈を通じて血液を送りますが、静脈は下肢の筋肉を動かすことで、心臓に戻る力を得るのです。
加齢や運動不足や疲労で「筋肉のポンプ作用」が上手くいかなくなると、
老廃物が血管内に溜まりやすくなります。
静脈リンパ管には、いったん押し上げられた血液が、逆流しないように弁がついています。
しかし、老廃物が溜まったり、血栓が出来たりして、中から毛細血管が圧迫され始めると
弁の開閉が働くなり、余分な水分が皮下に溜まりやすくなり、体を冷やす作用を起こすといった悪循環を引き起こします。
足が冷えて、冷え、のぼせ、肩凝り、頭痛、めまい等を起こしたり、脳卒中、心筋梗塞などの血管性の病気を引き起こす事にもつながりかねないのです。
まず、ご自分のふくらはぎを触ってみて下さい。カチカチと硬い、手のひらより冷たい、押しても弾力がないということはありませんか?
良いふくらはぎとは、ゴムのように弾力があるぽかぽかと温かい、ふわふわと柔らかい状態をいいます。
ではなぜ‘ふくらはぎ’が、「第二の心臓」と言われているかについてお話しします。
動物の中でふくらはぎをもっているのは人間だけなのです。犬や猫にはありません。
前述のように、心臓は血液を押し出しても汲み上げる力はありません。
動物が四つんばいから、直立歩行を始めて人間が歩き始めた時、血液を心臓まで上げる力を持つ下肢の筋肉が必要になったのです。
ふくらはぎの中を走っている動脈周囲の筋肉がキュッキュッと縮んだり、緩んだりすることで、血液を心臓に戻して血液循環を助けます。
血液の心臓のポンプと同じ作用を持っているのです(ミルキングアクションといわれます)。
しかし、ふくらはぎの筋肉が弱まって血流が悪くなると、冷え、むくみ、静脈溜、恐ろしい病気の引き金になりますし、逆に血流が悪いとふくらはぎに硬さ、冷たいという症状となって表れてくるのです。
肩凝り、頭痛のある人は
ふくらはぎが硬くなっていたり、内側に芯があって押すと痛いようなことがあります。
これは、筋肉に老廃物が溜まっている状態です。
冷え性の人のふくらはぎは手のひらより、冷たいことが多く、逆に熱いと血圧が高い恐れがあります。
柔らかいけれども、弾力が無い場合は、筋肉が衰えはじめています。
このような人は一日歩くと夜中に足がパンパンになることが多く、老廃物のみならず、疲労物質がふくらはぎに溜まっていると考えられます。
放置しておくと、筋肉のポンプ作用は弱まり、
血流が悪くなり、病気を引き起こすきっかけになりかねません。
又、冷え性体質でなくても、長時間寒い所にいると、ふくらはぎを冷やしすぎて、血流が悪くなっていきます。
冬の時期、足の裏側を流れている腎、膀胱の経路は特に冷やしてはいけません。
又、女性は(陰)という、冷えの体質でもありますので、要注意です。
<健康であり続ける為に>
ふくらはぎを冷やさないようにする
筋力をつけて血液が流れるようにする
効果的な方法は下から上へ、心臓に向かってのマッサージ
マッサージにより、血行促進、血管に弾力をつけて,血管性の障害の予防につなげていきましょう。
足がつる[こむらがえり]は、筋肉の急激な痙攣状態で、筋肉繊維の老廃物が原因なので下肢から柔らかくしておくことが防止につながります。
マッサージで血流をよくすることは、免疫力を高めていくことに繋がるのです。
<マッサージの仕方>
膀胱経の承山、承筋のツボを指圧
足首から膝まで、骨の脇、ふくらはぎを挟むようにしながら、下から上へあげる。
足首からふくらはぎをしぼるようにする手の平や手全体で圧迫していく。
ふくらはぎを手のひらでクルクルと円を描くように撫でながら上方向へ上げていく。
体育座りで足を開いて座り、手のひらをふくらはぎにあてて、体重を左右にかけていくなど、自分で硬さを感じる所があれば、そこを温めるように圧力を加えてみて下さい。ハイソックス、レッグウォーマーで暖めるのも一つの方法です。
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