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冬の到来を前にして


11月8日が立冬。11月9日〜1月16日頃までの期間が冬と言われる期間です。
その後、春に切り替わる土用の期間に入り、2月3日までは土用の期間。
2月4日は立春となり、春を迎えます。


11月23日は「小雪」寒さがまだ深まらず、雪もわずかであるという日。
12月7日は「大雪」陰気が積んで雪となり、北部は真冬の配置になるという日。
12月22日「冬至」太陽が1年中で最も南の位置にあり、北半球における正午の太陽の高さが最も低く日照時間が最短の日。かぼちゃ、こんにゃくなど特定の物を食すると言う日。
1月は、小寒、大寒があり、立春を迎えていきます。


冬は、「木火土金水」という五行論でいうと、「水」に位置します。「水=冬」の性質は、方位は「北」・大気は「寒」・色は「黒」・味は「鹹(しおからい、塩味がきいて味)」。
水の時期に当てはまる1文字は「蔵」・臓腑に肝経しているのは「腎と膀胱」・身体の部位は「骨」・器官は「耳」・肝経している液体は「唾(つば)」・精神的な影響は「恐、驚」と考えられています。


水の季節の冬は、寒気が強いので、寒さから十分に身を守り、疲労感を感じやすい時期なので、疲労感がある場合の症状としては、顔色や皮膚がなんとなく黒ずんできて「しみ」などができやすくなります。
どこにも身体をぶつけてもいないのに、あざができるなどの症状があります。
腎、膀胱に関する臓腑に関与しているので、その臓腑に関する症状が表れ不調が生じます。
又、腰部は、腎の腑と言われ(腑とは、入れ物と言う意味があります)、不調の時は、腰痛が生じます。腰を冷やさないようにしましょう。


鹹の食を好んでしまったりする場合は、腎の気が低下して、疲労している時で、この場合は、黒っぽい食物を食べることも養生の1つです。
黒豆・ひじき・昆布・きくらげ・わかめ・黒米・黒胡麻…というように、色が黒の意味は、食物の表しとしても活用できます。
骨や耳に関する病気に十分に気をつけていくことです。
つばを出すことは、健康の1つでもあります。良くかんで食べるようにしましょう。


この時期は、蔵(家)の中で、不安を持たずに落ち着いた気持ちで、のんびりとした時間を持って、ゆとりのある生活をして、身体が温まる食をとり、夜遊びをせずに、早寝をして「エネルギー」を蓄積していきましょう、という期間です。
外に発散させて、エネルギーを使っていくと病となります。
恐怖心や驚くような心は、腎の機能や作用を低下させていきます。
疲労感は、全身が重だるい、朝、起きるのがつらい、倦怠感などの症状が起きてきますので、人とのコミュニケーションを大切にして、温かな心で過ごせる自分自身でいてほしいものです。


「腎」の機能は、精気を蓄える。成長、発育、生殖のコントロールをします。
津液(血以外の水)の代謝機能をコントロールして、不要な水分(水液代謝をする)を排出して、肺の働きを助けることをしています。
骨、髄、脳、耳に関係していますので、腎を傷めるような生活をしていると、老化が早まり、骨格の異変、骨折、耳鳴り、難聴、健忘、めまいなどが起こり、不妊、月経異常、精子不育、遺精(寝ているときに精子が漏れる)、むくみなどの症状が表れます。
腎と陰陽関係の臓腑は、膀胱経です。腎と大腸から下ってきた水分を貯えて、尿として排泄する働きをしています。働きが悪くなると、頻尿、排尿困難な症状や失禁などが表れます。


     健美操で、疲労感を緩和させていきましょう。


     あったかな蔵に入る気持ちで、過ごしましょう。


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