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冬の養生法
冬は、乾燥と寒気の時期です。
東洋医学の五行論説では、冬は、「水」。
腎臓と膀胱に関係深いという話は、
11月号
で紹介しています。
蔵に入るように、心身を他の季節以上に注意をしていかなければならない季節です。熱を放出せずに、エネルギーを貯えて、無駄なエネルギーの発散をしないことです。
さて、冬の期間をどのように過ごしていくかということを話します。
お部屋の温度を23℃前後に保ち、空気が乾燥しないようにしましょう。
身体を冷やさないこと。特に腰を冷やさないようにしましょう。(冷え症の方は、タイツ、ホッカロン、腰巻など)
夜更かしをせずに早寝をすること(遅くまで本を読む、テレビを見る、お酒を飲むなどの行為は避けましょう)
身体を温める食事をとりましょう。野菜を温めて食べましょう。又、ビタミン、カルシウムを多めに摂取していきましょう。
トイレを我慢しないようにしましょう。
疲れたら、とにかく横になるというように身体を休ませましょう。
バスタブに入り(簡単なシャワーを浴びるのではなく)、身体が温まる入浴をして、疲労をとるようにしましょう。筋肉をほぐしましょう。
17時〜19時の間には、仕事を終えて、帰宅をして団欒の時間を多くとりましょう。
骨盤、腰部の左屈、右屈、前屈、後屈、回旋、ねじりというように、多面の運動を、息を吐くほうに意識して、ゆっくりと動かしましょう。
足や足の裏の疲労をとる運動やマッサージなどを取り入れましょう。
歩く時、背筋を伸ばして姿勢を正して歩きましょう。
冬は、老化を推進していく時期ですので、老化につながることは、避けましょう。
目が疲れたら、目の周囲のマッサージをしましょう。
歯の病気、歯医者へすぐに行きましょう。眼鏡が合わない、目の検査に行きましょう。
腎臓と耳は、同じ形をしていて関係が深く、冬の時期に、腎の気が衰弱していくと耳の病気になりやすいのです。突発性な中耳炎などもこの時期にかかりやすいので注意しましょう。耳鳴り、難聴などの病気も注意。
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