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梅雨・夏


春から夏の間、私達は「梅雨」という1年で、1番うっとおしい季節を迎えます。

梅雨の頃にきまって具合いが悪くなる人は、たいてい
水毒(いらない水が身体に貯まっている)症状を持っている方です。

雨や曇り、つまり湿気の多い日は、身体がだるかったり、
食欲不振、又は食べては直ぐに横になりたがったり、グッタリして眠くなる、
手足が浮腫んで冷える、膝の関節が腫れる、鼻水・咳・タンが出る、耳鳴り、
下痢、頻尿、軟便になりやすい、疲れると甘いものが欲しくなったり・・・。

水分を多く摂ると胃がポチャポチャと音をたてたり、リュウマチや神経痛、
メニエール病、喘息、アトピー性皮膚炎などにもなりやいのです。

雨の国、日本で育まれた日本人は、体内水分量が砂漠の人よりも多くなっているそうです。
乾燥した国(例えばハワイなど)の人は、たくさん水分を摂っても水毒になりづらい。
でも日本人は水気のある穀物や野菜中心の食事、多雨、多湿の気候なので
「あまり食べてもいないのに水でも太ってしまう」体質になりやすいのです。

日本で膝痛があっても、ハワイに行くと、ジッとしていても空気が乾いているので、
いらない水分が抜けて痛みがなくなるという話をよく耳にします。

乾燥した地域は、ジッとしていても体表部から自然と余分な水分が抜けていくんです。

身体に余分な水分が貯まる事が原因で、痛みを発生している方は、
雨が降り出す前に痛みが出て来て、雨を予告したりしますよね。

そういう経験ありませんか?

湿気が多くてムシ暑い・・・これが日本文化の発生にもつながるのですが、
風通しの良い家屋、うちわ、浴衣など・・・。
でも元気で少しでも快適に過ごしたいものです。

その為には、たくさん汗をかくこと、でも無理な運動は禁物。
暑くてもクーラーに頼らず、自分の力で汗をかける身体になることです。

冷え症だと感じる方は『腰湯』がお勧めです。
夕方から夜にかけて、果物や身体を冷やす水分を摂らないように、水毒体質の人には、
ニガウリ・セロリ・ピーマン・パセリ・しそ・グレープフルーツなど
苦い味の物をとるようにすると良いですね。
苦い味は体内の余分な水分を取り去ってくれます。

しかし、身体に良いからと言っても過食は禁物!胃腸が冷えることもあります。

梅雨が終わると、1年の中で1番活動的な夏がきます。

実は、この夏の過ごし方で、来年の春の体質が決まるんですよ!

「そんな〜」と思うかもしれませんが、体質は時間をかけてつくり上げられて行くんです。

春先「アレルギーだ。花粉症だ!」と体調が良くない方は
今年の夏、ちょっと気をつけてみて下さい。

夏の気温が高く、汗をかいてろ老廃物(毒)を外に出す時期です。
ですからその分、腎は楽が出来る。つまり腎は夏に休みをとるのです。
そして冬に働く。冬の寒さから、私達の身体を守ってくれる生命の源なんです。

しかし、夏場に汗をかかないで、冷房の部屋に入ると汗がひっこむ、そうなると
腎にとっては冬と同じことになってしまうんです。

老廃物を尿として体外に出す働き=排泄作用を一身に引き受けて頑張らないといけない。
また冬は汗をかいてはいけない季節。なのに過度な暖房・厚着・飲食などで
汗を出し過ぎてしまうと皮膚から陽の気が出ていってはいけないのに、
出て行ってしまいます。

ですから、冬に汗をかいても腎は弱ってしまうんです。
現代の冷暖房完備の生活は、腎を弱らせて冷え症の体質を作ってしまうんです。
夏、汗をかいて出さなくてはいけない水分が体内に残っていると、それが水毒となり、
鼻水や咳の症状を起こし、夏からの冷えが秋・冬と経過をして春を迎えるように
なってしまいます。


夏でも冬でも「ビールだ、アイスだ」という生活。
現代人は、1年中冷えていると言われています。

冷えれば水毒。
水毒になれば一層冷える、

その対策として
  1. 冷えを入れない 
  2. 入った冷えは出す 
  3. のん気に暮らす
が大切です。


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