HOME  前へ戻る

健美で毎日いきいき

健康づくりに役立つ様々な情報を月刊でお届けします。
メールマガジンで紹介している内容です。
メルマガ 
 
メールアドレスを入力して送信
前へ | ページ一覧へ | 次へ

東洋医学・水・津液(しんえき)について


人体は、気・血・水の産物といわれています。

今回は、水(津液)についてお話しましょう。



津液とは、唾液・胃液・リンパ液・涙・汗・精液・尿などの

身体に存在する全ての体液が「水」という概念に含まれています。

他、脳髄や骨格を潤したり、関節運動を円滑にする働きもあります。



さて、この「水」は、どのように作られるのかと言うと、

食べ物や飲み物から消化吸収されて作られるのですが、必要な物を取り出して

「血」「水」に変えるのは「気」の働きなのです。



「気」は変化させるだけではなく、

全身、各臓器や皮膚に循らせる力も気の作用によって循環します。

「気」の力が不足してくると「水」が身体に循らなくなり「水毒」といわれる

むくみを起こしてしまいます。

このむくみは、冷たい飲食物を摂り過ぎたり、過剰冷房などの日常の原因によって

体内の「水」が身体の下部に停滞を起こす状態のことをいいます。



川の水は上流から下流へと流れていくのと同じように、身体の水も下部に流れて、

下に溜まりやすい状況を作ります。

この水を上部へ上げていく作用をするのが「腎」の力(パワー)です。

冷たい物を摂り過ぎると消化吸収力が低下し「気」の生産が減少し、腎の力も落ち、

「水」を上げられなくなり、身体の下に「水」が溜まります。



下とは下半身りことだけではなく、皮膚の内側もさします。

「むくみ」「鼻水」「痰」などが出ます。

反対に水分が不足すると皮膚の表面が乾燥します。

「水」は、「血」の生成に対しても大いに関係しています。

「水」は、血液を形成する水液として重要です。大量な出血をすると、

体内、皮膚の「水」が不足し、口が渇き、皮膚が乾燥し、尿量が少なくなります。

又、良く下痢をする人は、顔色が青白い人が多いのですが、身体から「水」が出すぎて、

水が不足し「血」が少なくなり、顔色が悪くなるのです。

気血水が万遍に流れているのが、元気な心身であり、免疫力が高く、

体温の調節力などがあり、病気になりにくい身体であるという事です。


スポンサードリンク
Page Topへ▲
運営サイト 愛好会 指導員派遣について 健美操体験ワークショップ 健美操指導員の資格取得 健美操教室案内 健美操フェスタ 水中健美操 FAQ
Copyright© 日本健美操協会 All rights reserved.
〒154-0003 東京都世田谷区野沢2-1-1 ARビル2F
TEL(03)5481-0036 
FAX(03)3410-7508